具体的な症例(適応症)へ行った鍼灸治療の内容、
改善された症状をご紹介します。
[症状]
10年前より右側顔面が痛む。
以後、左側も痛みが出現しだした。
2・3か月に1度ひどく傷む。
肩こり・頸凝りがあり、頭痛もある。
冷え性が強い。
イライラし、眼が疲れる。
朝起きが辛い、身体がだるく、疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて左右の三叉神経に関して治療を行いました。
7月19日(第3診)
三叉神経の弱りは残るものの、症状はほとんど消失しました。
以後はまだ残る三叉神経の弱さを取る為、継続して治療を行いました。
[症状]
1ヶ月前より、右側顔面が痛み、歯が悪いのかと歯科を受診するも異常無し。
夜激しく痛み、眠れない。
冷えると痛む。
身体がだるく、疲れやすい。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて、右顔面部の神経(三叉神経)の状態を調べました。
右顔面部の神経には、もともとの風湿(ウイルス)と、新たに風寒(ウイルス)が加わり、神経にもそのものの循環の悪さ(病が比較的に早く受診されている為、程度は軽い)がある、よって風湿、風寒の駆除と、循環の回復の治療を行いました。
第2診(一週間後)
痛みはほとんど無く、非常に楽になり、夜も良く眠れる様になられました。
前回と同じ治療を行いました。
予定では、一週間後に来られるはずでしたが、お越しになられず、約一ヵ月後に、また痛みが少し出た為来院されました。。
様子を聞いてみると、ここ二日ぐらい痛むそうです。
その間は忘れていたとの事でした。
前回と同じ治療を行い、様子を見る事しました。
この方の場合、神経そのものの傷みは、比較的軽く、そこに風寒を感受した為、激しく痛んだと思われ、風寒の駆除がある程度出来た為、症状が軽くなり、
しかし、完全な状態ではない為、一ヵ月後また痛みが出現したのだと考えました。