<顔面神経麻痺で右側の顔が動かない>
[症状]
右側の顔が動かない。
目も閉じれず、涙が出る。
おでこが動かないため、右側のおでこにシワが出ない。
口に力が入らず、水を飲んでも右側から漏れ出てしまう。
顔がゆがんでいる状態。
味覚も、右側1/3ぐらいが分からない。
肩こり・頸こりも以前からあるが、麻痺になってから非常に強い。
やや腰痛もある。
イライラする。
目が疲れる。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて右側の顔面神経の状態を調べました。
右側の顔面神経は、風寒の外邪(ふうかんのがいじゃ:ウイルス)の反応があり、まずは風寒の外邪を取り除くよう鍼とお灸で治療しました。
8日後の第3診では、まだ風寒の外邪は残っている反応がありました。
第7診では、風寒の外邪の反応は消えていました。
右側の顔面神経の伝達の悪い状態(弱さ)を強化するように鍼とお灸で治療しました。
その後しばらくは週2回の鍼灸治療を継続して行いました。
その後は週1回の鍼灸治療を継続して行い、ずいぶん緩和されておりましたが、コロナ禍で治療を中断されました。