顔面痙攣の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
顔面痙攣を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
顔面痙攣を緩和するために、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼や灸」で施術します。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、顔面痙攣の緩和を目指します。
当院の顔面痙攣の治療にご興味があれば、是非お読みください。
顔面痙攣とは
顔面痙攣の原因
顔面痙攣の緩和
顔面痙攣への施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
顔面痙攣を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、顔面痙攣のための鍼や灸を施します。全身と局所の各治療があり、症状の度合いや患者様のお時間等のご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けも行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
顔面痙攣の症状と鍼灸治療
<左側の眼の下・頬がピクピクする顔面痙攣>
[症状]
3年前に左側の顔面が痙攣しだした。
眼の下・頬がピクピクと痙攣する。
2年前にボトックスを注射した。
首・肩のこりが強く、腰痛・お尻周りが痛む。
疲れやすく、身体が少々敏感。
[治療]
全身的に経絡診断を行いました。加えて、左側の顔面神経を調べてみると、緊張と炎症がみられたので、はりとお灸で治療を行いました。
一週ごとの第3診
神経の状態は少し改善されていました。
症状も楽な時間が多くなったようです。
更なる安定と身体の為にもと継続して鍼灸治療を行っています。
<右側の眼の下がピクピクする顔面痙攣>
[症状]
もともと1年ほど前から両膝の痛み・腰痛等で来院されておられる方です。
いつものように鍼灸治療を行いながら話をしていたら、2年ぐらい前から目の下がピクピクして、だんだんひどくなっているそうで、何科を受診したら良いかと尋ねられました。
[治療]
いつものように全身的に経絡診断を行い、加えて右顔面神経の状態を調べました。
右顔面神経は緊張と炎症がありました。
いつもの鍼灸治療に加えて、右顔面神経にもはりとお灸で治療を行いました。
10日後の受診では症状に改善がみられ、継続してお顔の治療を希望されたので、以降はいつもの鍼灸治療と一緒にお顔の鍼治療も行っています。
<右側顔面痙攣を発病>
[症状]
1年半前より右側顔面痙攣を発病。
日差しが眩しく、疲れたり、夕方などが特にひどく感じる。
また、頬あたりもピクピクする。
肩こり・頸こりが強く、イライラしやすい。
身体がだるく、疲れやすい、不安感もある。
[治療]
全身的に経絡診断を行う。
眼の周辺の筋肉の痙攣を起こしやすいという状態と、眼の周辺の緊張状態を調べ、鍼とお灸で治療を行いました。
症状が強い事と、時間が取れるとの事で、週2回の鍼灸治療を行いました。
第3診では、眼の周辺の筋肉の痙攣を起こしやすい状態が少し緩和されて、眼の周辺の筋肉の緊張状態にもかなり反応が少なくなったようにみられます。
第7診では、更に眼の周辺の筋肉の痙攣を起こしやすい状態が緩和されて、眼の周辺の筋肉の緊張状態も第3診の頃より更に反応が少なくなっています。
以降、治療回数も徐々に減らし、現在でも月2回程度の鍼灸治療を行っていますが、症状は安定しています。
顔面痙攣のまとめ
顔面痙攣については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
顔面痙攣を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの顔面痙攣の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施します。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼や灸を施します。
大まかに言うとこのような治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
顔面痙攣は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。
症状・病名の種類
さまざまな身体の症状に対して行った鍼灸治療の内容や緩和状況をご報告します。
鍼灸を身近に感じていただければと思います。