眼瞼痙攣の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
眼瞼痙攣を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
眼瞼痙攣を緩和するために、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼や灸」で施術します。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、眼瞼痙攣の緩和を目指します。
当院の眼瞼痙攣の治療にご興味があれば、是非お読みください。
眼瞼痙攣とは
まぶたがギューッと緊張する。
まぶしい(車の運転時になることもあり恐い)、ピクピクする。
眼が開きにくくなり閉じてしまうなど、瞬きを自分でコントロールできなくなってしまう。
眼瞼痙攣の原因
脳から眼輪筋に伝わる神経回路に、何らかの原因で異常があり、まぶしさを感じたり眼輪筋が緊張し、眼が開けにくくなる運動異常(瞬きが制御できない)と考えられているそうです。
眼瞼痙攣の緩和
イライラ・緊張・興奮といった精神状態が、症状の悪化に影響するように思います。できる限りそのような状況は避け、どうしても無理なら他のことで気晴らしをしましょう。
また、台風・気圧・時期(特に春)の影響も受けてしまうことがあります。このような場合、過ぎれば落ち着いてきますので、慌てないようにしましょう。
眼瞼痙攣への施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
眼瞼痙攣を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、眼瞼痙攣のための鍼や灸を施します。全身と局所の各治療があり、症状の度合いや患者様のお時間等のご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けも行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
眼瞼痙攣の症状と治療
<右側眼瞼痙攣を発病>
[症状]
1年半前より右側眼瞼痙攣を発病。
日差しが眩しく、疲れたり、夕方などが特にひどく感じる。
また、頬あたりもピクピクする。
肩こり・頸こりが強く、イライラしやすい。
身体がだるく、疲れやすい、不安感もある。
[治療]
全身的に経絡診断を行う。
眼の周辺の筋肉の痙攣を起こしやすいという状態と、眼の周辺の緊張状態を調べ、鍼とお灸で治療を行いました。
症状が強い事と、時間が取れるとの事で、週2回の鍼灸治療を行いました。
第3診では、眼の周辺の筋肉の痙攣を起こしやすい状態が少し緩和されて、眼の周辺の筋肉の緊張状態にもかなり反応が少なくなったようにみられます。
第7診では、更に眼の周辺の筋肉の痙攣を起こしやすい状態が緩和されて、眼の周辺の筋肉の緊張状態も第3診の頃より更に反応が少なくなっています。
以降、治療回数も徐々に減らし、現在でも月2回程度の鍼灸治療を行っていますが、症状は安定しています。
眼瞼痙攣のまとめ
眼瞼痙攣については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
眼瞼痙攣を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの眼瞼痙攣の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施します。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼や灸を施します。
大まかに言うとこのような治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
眼瞼痙攣は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。