不定愁訴や症状の緩和を目指す、
広島市の鍼灸院ー 広島市中区八丁堀 ー今井鍼灸治療院 広島市中区八丁堀


適応症・施術内容

足の痺れ

広島市中区の今井鍼灸治療院は「足の痺れ」を鍼灸治療します。

    足の痺れの症状

    痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
    足の痺れを治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
    足の痺れを緩和するお手伝いとして、当院は鍼灸治療を行っています。

    当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼灸」の施術をします。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、足の痺れの症状の緩和を目指します。

    当院の足の痺れの鍼灸治療にご興味があれば、是非お読みください。

    足の痺れとは

    足の痺れは、足に「ピリピリ」「ジンジン」といった感覚が、足全体もしくは足の一部に起こった状態をいいます。
    様々な原因で発症します。
    末梢神経の障害、脊椎の病気、脳の病気、糖尿病などの全身の病気が考えられます。
    痺れ以外にも、痛みや麻痺、歩行困難などの症状を伴うこともあります。

    足の痺れの原因とは

    *末梢神経障害
     ・糖尿病性神経障・・・糖尿病が進行すると末梢神経が障害され、足の痺れや痛み、感覚異常などが起こります。
     ・梨状筋症候群・・・坐骨神経は骨盤から出て足に向かいますが、その際骨盤の出口のところで梨状筋という筋肉とのトンネルを通ります。通常は、梨状筋は柔らかいのですが、負担がかかって硬くなってしまうとお尻に痛みが出たり、側を走る坐骨神経を潰してしまい、痺れや痛みが起こります。
     ・ギランバレー症候群・・・急激に発症する自己免疫疾患で、末梢神経が障害される病気です。手や足の筋力低下や痺れ、感覚異常などが主な症状です。重症化すると呼吸困難や嚥下障害を引き起こすこともあります。

    *脊椎疾患
     ・腰椎椎間板ヘルニア・・・背骨と背骨の間には、クッションの役割をする「椎間板」があります。椎間板は外側が硬い線維輪、内部は柔らかいゼリー状の髄核でできています。椎間板ヘルニアは外側の線維輪が変性・断裂して、髄核の一部が出てしまい脊髄神経根を圧迫することで痛みが起こります。腰やお尻から下肢に痺れや痛みが広がり、力が入りにくくなります、重い物を持ったり、長距離を歩くと痛みが強くなることがあります。
     ・腰部脊椎管症候群・・・椎骨や椎間板が加齢などにより変性したり、異常な骨の突起(骨棘)形成されたりして、神経が通っている脊椎管が狭くなり、脊髄神経根の圧迫が起こります。少し歩くと痛み少し休むとまた歩ける(間欠性跛行)症状が特徴です。片方または両方のお尻や足にかけて痺れや痛みがあります。
     ・腰椎圧迫骨折・・・主に加齢により骨密度が減り骨折します。特に椎骨は影響を受けやすく、圧迫骨折が起こると脊髄神経根が圧迫されて、慢性的に痛みが生じます。
     ・腰椎すべり症・・・腰椎が前後にずれることで脊髄や神経根が圧迫され、痛みや痺れを引き起こす病気です。
     ・腰椎分離症・・・腰椎の疲労骨折の一種で、特に成長期にスポーツをする子供に多く見られます。背骨を反らす動作やひねる動作を繰り返すことで、腰椎の後方部分(椎弓)に負担がかかり、疲労骨折を起こすことで分離してしまいます。

    *脳血管疾患・・・脳卒中(脳梗塞、脳出血)によって、手足の痺れや麻痺、言語障害などが起こります。

    *ビタミン欠乏・・・ビタミンB1、B6、B12などの不足は神経の働きを低下させ、痺れを引き起こすことがあります。

    *足根管症候群・・・踵と足の裏を支配する神経(後脛骨神経)が圧迫されるか損傷することによって、足首・足の指の痺れや痛みが起こります。約1/3の人がふくらはぎの内側も痛くなり、また内くるぶしの下が腫れることもあります。
    原因としては、ガングリオンというゼリー状の液体が詰まったり、足根管の周囲の組織が炎症を起こすと、組織が腫れて神経を圧迫し、痛みが生じることがあります。

    *モートン病・・・足趾[そくし](足の指)に向かう神経が、足趾の付け根の部位で圧迫を受けることで生じる神経障害です。神経が圧迫される原因には、ハイヒールなどの爪先が細くヒールが高い靴を履くことや、外反母趾などの骨の形態異常があります。

    足の痺れの緩和方法

    片側に痺れや麻痺・言語障害が起きた場合は、急いで医療機関を受診してください。
    糖尿病など原因となる疾患をお持ちの方は、その治療が重要です。
    冷えると血行不良になり、足の痺れや冷えの感覚が起こります。冬の寒さにも注意が必要ですが、夏の冷房にも気を付けましょう。バランスの取れた食事、適度な運動をして筋力を付け、また動くことで血行が良くなり痺れにも効果的です。
    長時間同じ姿勢を続けないようにして、適度に休憩を取るようにしましょう。

    足の痺れへの鍼灸の施術内容

    当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。

    足の痺れを緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、足の痺れのための鍼灸を施します。全身と局所の各鍼灸治療があり、症状の度合いや患者様のお時間などのご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では鍼灸治療にかかる時間の違いあり)。
    小児向けの鍼灸治療も行いますので、お子様のご来院もご相談ください。

    足の痺れの症状と鍼灸治療

    <足の痺れ:腰痛・左足の痺れと痛み>

    [症状]
    腰痛、左足の痺れと痛みがあり、病院にてヘルニアと診断される。
    1週間前より、突然痛みが激しくなり、夜も眠れない。
    2・3分程も立っておられず、うずくまったりじっとしていられない状態。

    [治療]
    全身的に経絡診断を行い、加えて腰、股関節、骨、軟骨、腱・靭帯、筋肉、末梢神経等を調べてみると、この痛みに関するすべてに、 ※風寒の外邪 [ふうかんのがいじゃ] が影響している様なので、まずは風寒の外邪 [ふうかんのがいじゃ]の治療に専念致しました。
    針をしたり、お灸をしたりと懸命に風寒に対する治療を取り組んだが、なかなかすぐには風寒の外邪は除かず、10数回でようやく風寒に対する治療も終わり、症状も緩和されました。
    その後は、腰を強固とする様にはりとお灸で治療を進めました。
    現在この方は、仕事の合間や行き帰りと、なるべく歩く様努力され、また養生にと当院に来院されています。

    ※風寒の外邪 [ふうかんのがいじゃ]とは
    一般的に風邪と考えてもらうと分かりやすいと思います。
    風寒の外邪が皮膚にあれば「さむけ」がしますし、鼻に影響すれば「鼻炎」、のどに影響すれば「のどが痛み」、肺に影響すれば「咳が出る、さらには肺炎」につながっていきます。
    この方の様に、関節や末梢神経、腱・靭帯、筋肉に影響すれば、激しい痛みになってしまいます。

    ——————————————————————————————————-

    「全身的に経絡診断とは]
    身体の基本である、肝・心・脾・肺・腎(五臓)の表裏・陰陽・虚実・寒熱(八網)を調べます。
    次に各部位の気の虚実、血の流れ、寒熱、外邪、その他を必要に合わせて調べます。
    そして、左足の痺れ、腰、股関節、骨、軟骨、腱・靭帯、筋肉、末梢神経等の状態とその他、今お困りの症状を起こしている部位の状態を調べて、その部位を含め全体的にはりとお灸で施術いたします。
    お越しになられるたびに、繰り返しこれらを調べ、前回と比較しながら施術していきます。

    ——————————————————————————————————-

    <足の痺れ:ギックリ腰からの足の痺れ>

    [症状]
    4日前、ギックリ腰で右側が痛む。
    もともと腰が悪く、右股関節も痛む。
    左足がしびれる。
    胃腸が弱く、下痢しやすい。
    身体がだるく、疲れやすい。

    [治療]
    全身的に経絡診断を行い、加えて腰を調べました。
    腰は、関節そのものに緊張があり、周辺の腱・筋肉は、非常に強く緊張している状態でした。
    先ずは、関節の緊張を取り、周辺の腱・筋肉を緩める様にはりとお灸で治療しました。

    3日ごとの第3診
    ギックリ腰は気にならないとの事です。
    ただもともと腰の弱さ・股関節・左足のシビレ等についての治療は継続して行いました。

    治療を重ねる毎に、股関節・左足のシビレも楽になられました。

    ——————————————————————————————————-

    「全身的に経絡診断とは]
    身体の基本である、肝・心・脾・肺・腎(五臓)の表裏・陰陽・虚実・寒熱(八網)を調べます。
    次に各部位の気の虚実、血の流れ、寒熱、外邪、その他を必要に合わせて調べます。
    そして、足の痺れ・腰の状態とその他、今お困りの症状を起こしている部位の状態を調べて、その部位を含め全体的にはりとお灸で施術いたします。
    お越しになられるたびに、繰り返しこれらを調べ、前回と比較しながら施術していきます。

    ——————————————————————————————————-

    <足の痺れ:急な腰の痛みからの足の痺れ>

    [症状]
    3日前の朝、急に腰の痛みが強くなった。
    右足ふくらはぎがしびれる。

    [治療]
    全身的に経絡診断を行い、足の痺れと腰の状態を調べると、もともと循環が悪いところに、風寒の外邪(冷え)が影響している様で、右足抹消神経にも同様の影響がありました。
    まずは風寒の外邪を取り除くように鍼とお灸で治療を行いました。

    5日後の第2診では、まだ少し風寒の外邪の反応が残っているようなので、同様に鍼とお灸で治療を行いました。

    以後、痛みが出る時には来院されています。

    ——————————————————————————————————————————————————————————-

    [全身的に経絡診断とは]
    身体の基本である、肝・心・脾・肺・腎(五臓)の表裏・陰陽・虚実・寒熱(八網)を調べます。
    次に各部位の気の虚実、血の流れ、寒熱、外邪、その他を必要に合わせて調べます。
    そして、足の痺れ・腰の状態とその他、今お困りの症状を起こしている部位の状態を調べて、その部位を含め全体的にはりとお灸で施術いたします。
    お越しになられるたびに、繰り返しこれらを調べ、前回と比較しながら施術していきます。

    ——————————————————————————————————————————————————————————–

    足の痺れのまとめ

    足の痺れについては、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…

    足の痺れの症状を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの足の痺れの治療を行うことが大切です。
    鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で症状が緩和する可能性があります。

    鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施するケースが多いです。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼灸を施します。

    大まかに言うとこのような鍼灸治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる鍼灸方法で行います。

    公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)

    足の痺れは鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。

    足の痺れの症状は、広島市中区で鍼灸治療を行う当院にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

要予約
診療時間
9:30~12:00 ×
14:30~18:30 × ×

休診:日曜・祝日・土曜午後・年末年始・お盆


平日18時以降のご予約をご希望の方は、当日18時までにご連絡ください。
受付時間18時までにご予約がない場合は、診療を終了させていただきますので、ご了承ください。
土曜日は12時までとなっていますが、予約終了にて休診とします。

PAGE TOP