過敏性大腸症候群の症状
痛みやお身体の不調、違和感をかかえたまま、日常生活を送っていらっしゃいませんか?
過敏性大腸症候群を治すために、いろいろ試していらっしゃいませんか?
過敏性大腸症候群を緩和するために、当院は鍼灸治療を行っています。
当院では、症状をお聞きして「脈診」を行い、「鍼や灸」で施術します。 これまでの経験と脈診から得られた状態をもとに、患者様のお身体のためと、過敏性大腸症候群の緩和を目指します。
当院の過敏性大腸症候群の治療にご興味があれば、是非お読みください。
過敏性大腸症候群とは
下痢を繰り返す。
水のような便が出る。
過敏性大腸症候群の原因
脳で分泌されるセロトニンのバランス異常によって発症する。
または、腸の粘膜の炎症、腸内細菌のバランスが崩れることによって発症する場合もあります。
食事をすると、脂肪の消化を助ける胆汁が分泌されます。
胆汁は、小腸の末端で吸収されるが、何らかの原因で大腸まで流れ込んでしまうと、胆汁は便を軟らかくするため下痢を起こしてしまいます。
脳でストレスを感じると、大腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にする信号が伝わり過ぎることがあり、その為に下痢を起こしてしまいます。
更に、このような事が続くと、下痢がいつ起こるのかと不安になり、この事がまたストレスになって下痢を起こす原因になってしまいます。
過敏性大腸症候群の緩和
消化の良い物や腸内環境のために、なるべく多種類の発酵食品を食べるようにしましょう。
[ここからは持論です]
干し物は食品を温性に変化(強化)します。
ただ、機械乾燥よりは天日干しの方が良いと思います。
ですから、例えば、干し椎茸は乾いてはいますが、更に1~2時間でも天日にさらす事で、見た目は変わらなくても温性になっています。
お日様を浴びる事は、やはり良いことだと考えます。
過敏性大腸症候群への施術内容
当院の鍼灸治療は「脈診」に基づいて鍼と灸を使って施術を行います。
過敏性大腸症候群を緩和するには、まずは問診・聞診をさせていただきます。舌診や脈診、経絡を使ってお身体の状態を調べて得た情報をもとに、過敏性大腸症候群のための鍼や灸を施します。全身と局所の各治療があり、症状の度合いや患者様のお時間等のご都合で必要な鍼灸治療を見極めて施術します(全身と局所では治療にかかる時間の違いあり)。
小児向けも行いますので、お子様のご来院もご相談ください。
過敏性大腸症候群の症状と鍼灸治療
<泡の様な水様便が出るが出血はない>
[症状]
小児の時より発症。
社会人になってひどくなった。
特に、昨年秋より状態が悪い。
1日4〜数回、泡の様な水様便が出る。
出血はない。
朝起きが悪く、疲れやすい。
腰痛がある。
コレステロール・中性脂肪がやや高い。
[治療]
全身的に経絡診断を行い、加えて、大腸の状態を調べました。
大腸は、風湿(ウイルス)、炎症、気が虚している(弱っている)状態でした。
これらが緩和される様に、鍼とお灸で治療を行いました。
現在も健康な身体作りにと、治療を続けておられます。
過敏性大腸症候群のまとめ
過敏性大腸症候群については、さまざまな要因があります。生活習慣、加齢、病気に由来するものなど…
過敏性大腸症候群を緩和して快適な生活を取り戻すためには、早めの過敏性大腸症候群の治療を行うことが大切です。
鍼灸治療は長い歴史があり、鍼灸の施術として「不定愁訴(なんとなく体調が悪い)」にあてはまる症状などは、鍼灸治療で緩和する可能性があります。
鍼灸院では、患者さんが来院されたら、まずは来院されるきっかけになった症状や部位、発症の原因や経過、その他にも色々なことをお聞きし、その後、脈診・腹診・舌診などの東洋医学的検査、さらに法的に可能な西洋医学的検査も実施します。それらから鍼灸の適応か否かの判断をし、病状や体質の診たてを行った後に、適切な経穴に鍼や灸を施します。
大まかに言うとこのような治療の流れがありますが、古来より日本の鍼灸治療には流派のようなものが様々にあり、それぞれの鍼灸師が学んできた流派の教えに則って東洋医学的な診たてを行います。また施術に関しても同様に、経穴の選択、鍼の刺し方・灸のすえ方など、それぞれに良いとされる方法で行います。
(公益社団法人 日本鍼灸師会のサイトより一部を引用)
過敏性大腸症候群は鍼灸治療で症状の緩和が見込めますので、気にかかることがありましたら、お気軽に「ご予約やお問い合わせ」ください。